2019/04/12
とにかく税金を減らしたいと思っていませんか?
節税は何のためにするのか一度考えてみましょう。
節税の目的
節税は何のためにするのでしょうか。
国にお金を払いたくないからですか?
手元にお金を残したいからでは無いでしょうか。
節税のためだけに生命保険に入ったり、いらない備品を買うなんて手段を取ると、結果的に税金は減りますが、何もしないときよりも手元にお金が残らなくなってしまいます。
節税の方法
節税には2種類方法があります。
1.現金を払わない節税
青色申告の選択や経費の計上漏れを防ぐことなどがあげられます
お金を残したいのであれば、現金を払わない節税だけを考えるべきです。
2.現金を払う節税
小規模企業共済への加入や生命保険への加入(事業主本人が加入する場合はほとんど節税になりません)などがあげられます。
現金を払う節税を行うのであれば、必ず節税は主目的のついでになるようにしましょう。
小規模企業共済へ加入するのであれば、「自分自身の退職金を作りたい」、生命保険へ加入するのであれば、「従業員の福利厚生や退職金を作りたい」などのついでに節税ができると考えてください。
まとめ
節税をするためだけに現金を支払って経費を計上すると手元に現金が残らない、という節税の目的から考えると本末転倒な結果となってしまいます。
行動に移す前に、なぜ節税をしたいのか、節税しないほうが手元に現金が残り事業を拡大できるのでは無いのかと一度立ち止まって必ず考えましょう。