2019/04/12
元プロゴルファーの古閑美保さんがご自身のインスタグラムで愛車のベンツの購入を呼び掛けていたみたいですね。
その際に、タダでもらえると勘違いしていた一部の人によって炎上していたようですが、どのみちタダでもらっていたとしても一般車を買うくらいの税金を支払う必要があったかもしれません。
人からタダでもらった場合に係る税金
他人(個人)からものをもらった際に係る税金があります。
それは贈与税です。
今回の場合は、車ですので時価(本来は、売買実例価格ですが、わかりやすいように以下「時価」と記載していきます)から贈与税の基礎控除(110万円)を差し引いた金額に税率をかけた税金を納める必要があります。
今回の実例当てはめてみると
ニュースサイト等から車の条件が下記の通りとなっていました。
メーカー ベンツ
クラス SLクラス
型 SL65AMG
年式2009年
走行距離1.8万キロ
色 パールホワイト
中古業者のページを確認するとおおよそ条件が一致するもので本体価格で1080万円というものがありました。
仮に時価を1080万円として計算すると下記の形になり国産車の新車が買えるくらいの値段となりました。
また、このほかに自動車取得税等もかかってきますので笑えないくらい高額ですね。
1,080万円 – 110万円 × 40% ₋ 125万円 = 263万円(贈与税)
まとめ
今回の場合は、買ってくれる人を探していたようでタダであげるということではないようでしたが、タダでもらえていたとしてもかなりの出費になっていたのは間違いないと思います。
それだけ払えるのであれば、もともと購入することも考えていたかもしれませんね。