2019/04/12
ソフトバンクの孫正義さんが大ファンだというMG研修(マネジメント研修 )を受講してきました。
目次
MG研修(マネジメント研修)とは
ソニー(現マネジメントカレッジ株式会社)が開発した、自身が製造業の会社を設立して、会社経営を体験するゲームとなります。
会社の一連の流れを一人で行うため、経理、営業、製造の流れがわかり、研修が終わった後は簡単な決算書を書くこともできるようになります。
また、MG研修(マネジメント研修)は座学で聞き続けるものではなく、自身で体験し、考える必要があります。
※類似するサービスが見受けられ、あたかも同一のサービスと表示するものがあり、マネジメントカレッジ株式会社より注意が出されています。
MG研修の料金
企業の研修で受講する場合と個人で受講する場合で料金が異なります。
個人で受講する場合 75,000円/人
企業の研修で受講する場合 200,000円/人
*企業の研修の場合、正社員を1名以上雇用、雇用保険・社会保険を支払っている、半年以内に会社都合の解雇をしていない、労務違反をしていないの4つの要件を満たしていれば助成金を活用して実質0円で受講できるとのことです。
MG研修(マネジメント研修)の流れ
スタンダード版(2日)とダイジェスト版(1日)があり、今回はダイジェスト版についてです。
朝から晩までとかなり長い時間の研修ですが、ゲームの一面もあるためあっという間に終わってしまい、もう9時かと思うくらいです。
9時30分 イントロダクション
10時 MG第1期
11時 MG第1期決算書類作成
11時45分 ルールの補足説明
12時30分 昼食休憩
13時15分 MG第2期
14時10分 MG第2期決算書類作成
15時10分 MG第3期
17時 STRAC解説、MG第3期決算書類作成
17時50分 MG第4期経営計画立案
18時35分 MG第4期
19時30分 MG第4期決算書作成
20時25分 まとめ
20時40分 アンケート
税理士から見たMG研修(マネジメント研修)のメリット
会社の一連の流れや利益を出す仕組みが座学でなく、ゲームの中で楽しみながら覚えることができるため本や座学の研修を受け続けるよりも知識が身に付きます。
また、実際に会社を経営する際には倒産のリスクがあり思い切った経営判断ができないこともありますが、MG研修(マネジメント研修)はゲームのため思い切った経営判断をすることができるため様々な経営判断の経験を積むことができます。
MG研修(マネジメント研修)を受講するべき職種
経営者の方はもちろんですが、売上はよく上がるんだけど、利益が上がらない会社の営業職の方も受講すべきだと思います。
これは、営業職の方は売上ばかりに注目しがちで利益には目が向かないことが多いためで、MG研修(マネジメント研修)を受けることにより販売する商品・サービスをどのような単価付けで売るべきが見えてくるためです。
まとめ
MG研修(マネジメント研修)はかなり拘束時間が長く、また、研修の受講料も高い研修ですが、1回研修を受講しただけでも経営の数値を考えるきっかけとなるため受ける価値はかなりあると思います。
また、MG研修(マネジメント研修)は1回研修を受けるだけでなく、何回も受講することによって見える視点も変わってくるため何度受けても有用です。