2019/04/12
銀座の高級クラブのママが東京国税局から脱税容疑で告発されたようです。
税金を少なくする節税は法律上問題ありませんが、脱税は法律違反となり問題となりますので注意が必要です。
脱税の手口
詳しい事件内容については、ネットで検索してもらえればと思います。
脱税の手口としては、派遣会社を作り自身を高級クラブに派遣し、高級クラブから報酬を受け取っていたおり、会社が受け取ったその報酬の一部を除外して赤字会社として納税額を減らしていたようです。
脱税とされる部分はおそらく売上除外で、脱税の典型的な手口で調査をすればまず見つかってしまいます。
派遣会社を作成し自身を高級クラブに派遣して報酬を会社が受け取るという流れは、記事を読む限りでは問題なと考えられます。
節税と脱税の違いは?
節税と脱税の違いを固い言葉で書くと大分長くなってしまうので、簡単にまとめると実際にあったものをなかったことにすると脱税(例えば今回の手口のような売上を除外や架空経費を計上するなど)になり、法律で認められた税額控除や所得控除、経費の先払いなどで税額を減らしたりすることは節税(例えば 青色申告法人が30万円未満の資産を一括で経費に計上してたり、家賃の一年分を前払いしたものを経費にするなど)となります。
まとめ
脱税はまず見つかりますので、絶対にやめましょう。
脱税の場合は減らした分の税金だけではなくペナルティー部分の税金が課税され、場合によっては逮捕されるなんてこともあります。
弊事務所でも脱税があるような際にはお断りしております。