2019/04/12
個人事業主の確定申告では年1回まとめて経理をすることが多く経費の領収書を無くし、実際の利益より多く計上され無駄に税金を払っていることが多くあります。
無駄の無い節税となる理由
経費の計上漏れとなる領収書は実際に支払ったものであるため、節税のために新たに現金を支出するということがないので無駄がありません。
利益が出過ぎてしまい何とか税金を減らすために新しく現金の支払いをして経費を計上する方がいらっしゃいますが、どうしても個人事業主は会社に比べて小さく資金繰りが苦しいことが多いため税金を減らすために新しく現金の支払いをすると事業の運営が苦しくなってしまいますのでお勧めはできません。
節税の効果はどのくらいか
利益の規模により様々ですが、最低でも経費の金額の15%(所得税5%、住民税10%)の税金が安くなり、約10%の国民健康保険料が安くなります。
つまり年間100,000円の経費の漏れがあれば約25,000円税金や国民健康保険の支払いが増えてしまいます。
経費の計上の漏れをなくすためには
経費の計上の漏れを無くす一番の方法は毎日帳簿を付けることです。
パソコンを起動した際に昨日の領収書を入力する事を習慣づけることがいいかもしれません。
そのために会計ソフトやExcelなど帳簿付けをしているソフトをスタートアップに設定する事が一押しです。
明日でいいやと領収書等を貯めてしまうと計上漏れを誘発するだけでなく入力することに苦労することになります。
まとめ
帳簿付けに大事なことはコツコツやることです。
経費の計上漏れを無くすために毎日帳簿付けをすれば、自身の業績も誤差なく把握できますので毎日の帳簿付けを習慣づけましょう。
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