2019/04/12
freeeを導入する際に全自動だからこれで何もしなくても帳簿付けができると思っていると痛い目を見るかもしれません。
freeeが自動でやってくれるところは?
そもそもfreeeが自動でやってくれるのは何なのか?
自動化は大きく分けて下記の2つです。
・日々の取引入力
・請求管理業務
日々の取引入力の自動化
日々の取引入力は、ネットバンクやクレジットカードなどと連携をし、日々の取引のデータ(日付、金額、内容)を取得(ネットバンクやクレジットカードなどが提供しているデータなので、あまりにも過去のものは同期できない可能性があります)し、勘定科目を推定・登録をしてくれます。
なお、初めて登録した取引の推定はあまり精度がよくありませんが、日々取引を登録していくことにより推定の制度が向上していきます。
また、推定が行われた科目が間違いようが無いもの(携帯会社からの引き落としは絶対通信費になるなど)は、間違いがないかのチェックを省略して取引を自動で登録してくれるようになり、使っていくうちにどんどん効率がアップしていきます。
請求管理業務
請求管理業務は、freeeで作成した請求書と銀行振込と請求先の消し込みの推定をしてくれます。
あくまで、推定なので間違いが無いかを確認する必要があります。
銀行振り込みと消し込み先がマッチングしていない場合は、freeeの入出金マッチングで入金取引先と別取引先が出る際は、未決済取引の消し込みを使うと正しく消し込みができます。で書いた処理方法をすると、正しい入金の消込を行えます。
freeeが自動でないところは?
科目の推定の確認もそうですが、現金での経費の支払いはネットバンクなどと異なり元となるデータがないため自動で勘定科目を推定できません。
ただし、Excelで現金取引のデータ(日付、金額、内容)を記載していれば勘定科目を推定させることができます。
詳しくは、freeeの現金取引の入力の手間を減らす方法。で書いています。
まとめ
freeeは一から十まですべてを自動化をしてくれるわけではありません。
しかし、ネットバンクなどから取引のデータを取得できるため預金通帳と勘定科目の残高が合わないことがないため、従来の会計ソフトに比べて大幅に作業の時間を減らすことができます。
削減できた時間で本業の売上を伸ばす対策を考えたり、無駄な経費のチェックをしたりすることができるので、導入をしてみてはいかがでしょうか。